週報(12/5〜12/11)

12/5(月)

今週のテーマとして一年の購買実績を振り返り始める。色々あるけどまじで結構本のほうが多いかも…と思ったけど案外カバンを買ったりしていた。実はKLで買うよりも免税考慮しても日本で買うほうが安いものが結構あった。洋書はね、ガチで輸送費がかさむので向こうで結構買いました。大阪で洋書置いてるお店ってどこにあるんだろう。願わくば仏語の本を。

七海って結構濫読気味だといいなと思っていて、でも本棚はわりと神経質にタイトル順か作者順か、ジャンルか、彼の中での基準で分類されていてほしいな…。英語の洋書とそれ以外の言語でタイトルの向き変わるのどうしてる?と思ったけど七海は英語のしかよまなさそう。フランス語で星の王子さまとかあったらもうね、目ざとく見つけてしまうと思います。(その中で堂々と黄色い背表紙のシュプリンガーの金融工学系の本が並んでてほしい)(七海、私とファイナンスのための確率解析のセミナーやりましょう。ぜってえ定義厨だからやだな。)

ちなみに露伴ちゃんは割と適当に閉まってると思う。でも位置の記憶はしてるから別のとこにしまうとめっちゃ怒る。

*今日読んだり思い出した本

女を書けない文豪たち(イザベラ・ディオニシオ)

作者評と小説評が一緒になっていて、割とこれ中高生に読んでほしいな〜となった。ローティーンのときに読んで読書ばっかりするきっかけになった本とか、高校時代に年かけて精読させられてまだ暗唱できる本とか、色々ぴったり挙げられていてかなりニヤニヤしながら読んでしまった。でも鴎外は「雁」が一番好きです。しょうもない終わり方も含めて無情なのがいい。

12/6(火)

よおやくやっとふるさと納税をした。野菜は月2で宅配(坂の途中)、肉はミートガイの1日福箱を年に数回、+アルファ、でどうにかなってるので野菜とか肉の定期便ってすごく選択しにくい。果物もいいかな?と思っても結構アレルギーがあって(ラテックスとの交差でウリ系がちょっとしかいけなかったり、メロンがまるでだめ)だいたい目玉でスイカとメロンがあるので選択できなかったり、でした。沖縄のはそういうのあんまりないんだけど、単純にスターフルーツが嫌い、とか…(実はドリアンのほうがかなり好き)。

ちなみに今年も宝塚のぶる〜れいも選びました。かれこれずっと花のみちに納税している。(実質ふるさとなので…)

呪術師の給与ってちゃんと課税されてるのかな…。なんか、超法規的にされてなさそうな気もちょっとして(保険控除を考えたときに入れる?とかも思ったりした。公務員だから共済があるのかもしれないけど)、もしきちんと課税されていたら五条悟の顧問税理士ってすんごいかわいそうだよな、と思った。まず絶対あいつ領収書とか出さないし、それどころか給与明細も多分開いてすらない。
サーカス考えてた時はノベライズで伊地知くんが給与システムまで握ってそうな感じの記載があったことで「ある」方で考えていたし、こないだの「離婚に応じてくれない話」でも面白いから年末調整を出したけど、五条悟が年末調整対象年収を超えて確定申告して税務署に行く姿、想像できね〜っ!(今は行かなくてもできる)

*今日読んだり思い出した本

おいしいごはんが食べられますように(高瀬隼子)

みぬちゃんが読んでて働きたくなくなる本だなあと言っていたので、私の中の働きたくなくなる作家こと津村記久子と比較したくて読んだ。湿度が実際のオフィスのそれでかなりウッ…となった。バイネームでこの人XXだな…とか浮かぶのが最悪の読書体験でなかなかない。リアルな人がキメラで出てくるんですよね。記憶に残る本としてかなりいい線行ってて本当に読んでよかった…。でもここまで煮詰まった悪意は見たことないな、と思ったけど私が知らないだけかも。

12/7(水)

ねむれなすぎてポキモン図鑑を埋めまくっている。結構埋まった。今作から卵で交換できるようになったので姉からクワッスのたまごをもらった。ニャオハのたまごをあげた。ホゲータは4Vの子がまじかるで来たので補完済み。ねこパと甲殻類パを組みたいな、と思いながら手元で仕上がってる子で対戦出たけど個人的にはゴーストコノヨザルがおもしろいし、ノーマルニンフィアけっこうよくない?!て思いました。水ドオーもいいと思う、なによりかわいいし。テラスタイプ、結構読みがおもしろくなっていいね。

*今日読んだり思い出した本

定時後即退勤即寝したので、珍しく本を読まずに寝た。本当は日付が変わるまで待って「女の園の星」読みたかった…。

12/8(木)

実は週報をつけ始めたきっかけは夜2時間くらいしかねれないので振り返りでもちゃんとやるか…(あとこの一年変動なさすぎて記憶めっちゃないな…)だったのですが昨日のタスク完了後退勤即12時間くらいすんやり眠れたのでよかった。もともと睡眠時間が短かったんですが、一時期セパ両リーグ達成で適応までアレしてたときに社内診療所で先生が気にして出してくれてた眠剤の力をたまに借りがち。カフェインへらしてるのにな。最近麦茶をホットで飲んでます。

*今日読んだり思い出した本

みんなのユニバーサル文章術(安田峰俊)

後輩氏のメールとか依頼文面をレビューする時に半分以上直してしまうと、本読んで直して!と言いたくなるけど、言うのは楽だけど本質的には内容は合ってるけど表現だけまずいねんって言うには…?て考えた末に読んだ。
でも実際はそういう真面目な用途というよりかはウェブ掲載するとき(新書メーカーのとき、ピクシブのとき、サイトのとき)と本にするときで違うよな、(ちなみに薄々バレてると思うので白状すると実はめちゃくちゃ禁則処理を気にするタイプ)とか結構別方面で実りがある…。三島の文章って実際読みにくくない?とか書かれてるけど、いやそうか?????とか思ってしまうのであんまりまだ令和シフトできてないかもしれない。でもひらがなの量を減らす文章ダイエットについては川上未映子の読みづらさってそうだよなと思ったり、書きものをする人なら多分よんで結構面白いんじゃないかな…。(私はこの著者が結構好きなので、媒体差のあたりが結構面白かった)
ちなみに第3章「ユニバーサル日本語 vs. 漢字」の前半部分はセルフ校正のときのガイドラインづくりに良さそうと思ったのでそのうち自分用にまとめ直したい。

フランスの同性婚と親子関係(イレーヌ・テリー)

タスクが減ったタイミングで社のLGBTQコミッティーの活動があって、気になる話題(違憲裁判について)が主題で他社との会だったので出て、自分の考えの整理のために読みなおした。登壇者との着地点が違ったのですが、個人的には婚姻制度も、それ以外の社会連帯制度も、いずれも誰にでも開かれているべきなのでは、という立場です。(従来制度に加えてpacsなりユニオンリーブルに似た制度が導入されるべきで、かつすべて誰にも使えてあれ派)

12/9(金)

まじで昨日のコミッティーの中身についてモヤッとしていて、書類つくりながらまだうーん、と考え込んでいた(結局週末までずっと考えてた)。社会的な役割と肉体的な役割、というのを考えるとまじで思想を含めて結構touchyなのに他人から勝手に容易く触れられる年齢と性別なのがヤだな、とか。
確かに頭の中でつねにこねてる粘土みたいなテーマはほしいけど、これらについては別に考えたくないな、と思っています。

*今日読んだり思い出した本

乳と卵(川上未映子)

うーん影響あるな。積んでた本崩すために開いたけどテーマがドンピシャでウエッとなってしまった。ちなみに昨日読んだ「ユニバーサル日本語」で見たとおりだけど本当にひらがなが多くて、ちょっと目が滑る。でも音読するとかなり味わいが違って、話し言葉をそのまま音写したみたいだな、と思った。ぜったいAudibleで聞くべき。こういう潔癖な時代って誰にもあるんだろうな、いや、あってくれ。

12/10(土)

実は昨年末に一緒に住んでいた元同級生(高校〜)が転職して実家に帰らはったんですが、そのお母さんが大阪に来はるということでお茶に誘われて梅田まで出向いた。心身のバランスを崩して戻ったんだけど、彼女のその後のこととかを聞いた。お母さんの中では娘の元ルームメイトに対して結構近く思ってくださっているんだな(まあ15のときから知ってるしね…)、と同時に私の家族は両親が子供を含めて全員他人だ、という前提の相互認知をしていたので結構ドライな家庭育ちからすると他人でかつ結構しっとりと、しかも近い距離感を感じて必要以上に気を使い、帰宅後即寝。平日の不眠はどうしたの?という感じです。

あと梅田が先週よりもず〜〜〜っと3倍位人が多くてびっくりしました。ガラガラ引いてる人たくさんいたし。え、もう冬休み?あたし30日まであるんだけど…。

*今日読んだり思い出した本

夏物語(川上未映子)

「乳と卵」のアナザーバージョンとその後の話について。語り手が小説家だからか?めちゃくちゃ読みやすい。乳と卵を先に読んでいたので話の背景はわかるけど、第三の大人視点がガッツリ入るとちょっと違って見える。しらないエピソードが出てくるところとかは子供が寝たあとに大人だけでの話そのままっぽくてちょっと自分が大人になった気がして面白かった。
ただ、第二部について。いろいろ途中でそおやん!とかそんなに?と思う瞬間はあれど、結局、結局あんたはそっち側なんだ、と思ってしまってちょっと途中の鋭さに小気味よさを覚えただけに腑に落ちなかった。私みたいな女はうっかり殺されてるし、子供やん、て明確に言われたなと感じる。でもまあ、話の変動と揺れ動き方、結末のとじかたを含めて我々はホルモンとかいう微量脂溶性物質に「動かされている」リアルを感じる。
途中の小気味よさのせいで祈ってしまったところはあるんだけど、「そう思わざるを得ないような」目に遭っていなくても善みたいな考え方に至る例、というは川上未映子でも描いてくれなかったんだな、とちょっと残念になった。逆にシオラン以外にいないのか?

12/11(金)

考えすぎたのか気を使いすぎたのかまじで寝・寝・寝になってしまったので夕方からのそのそ家の片付けをした。ルンバのメンテナンスもした。濡れクイックルでフローリングもふいた。ダンボールも捨てた。マイプロのセールできた箱を開けたら粉まみれじゃなかったけどプロテインのボトルがべっこべこで笑った。気圧とかかと思ったけどきっちり密封はされてた。アイスレモンティーのBCAAがいい感じに香港で売ってるNesteaのそれで最高。めっちゃダマになるけど。

ルンバのメンテナンスをしながら、七海と暮らしたら絡まる毛の色が違うな、七海よりも私のほうが毛が抜けてるみたいだ、とか七海の毛は短いのでブラシに絡まなくていいな、とか思うんだろうか、とつい妄想していた。週末に七海がフローリングの上でルンバのメンテナンスをしていて、手元を覗き込んだときに七海ははあ、とため息をついてあなたの髪ばっかりです、と言う。ありそうだな。

生活について、衝突しながら折り合いをつけるタイプの話がすごい好きなんですが、七海はどちらかというとお小言を絶えなくくれそうだし、どちらかというと七海が折れることのほうが多そうだな、と思いながらやっぱり七海と衝突する話が書きたい。最近七海と喧嘩するのが私の中での流行りなん?次はでろっと甘いの書きたいんですけど…。いやでも七海、ブラの干し方が手慣れていて(インターネットで調べたから)ヒロインからキモがられてくれ。あとちょっと女物の衣類を気にして七海の家にいままでなかった洗濯ネットが増えたりしてくれ。

*今日読んだり思い出した本

全裸刑事チャーリー(七尾与史)

ショートでかつ完全娯楽!いい気分転換。でも手抜きが一切なくて、あ、ギャグ書くひとが実は超真面目っていうのはマジだな、と思った。魚拓ならぬ…のあたりとか。ちなみに主人公もなんだかんだ脱いであげるというか脱ぐ羽目になるのが本当に真面目です。